2014年度は、事業活動を通じたCSR活動を強化するためにCSR方針を見直し、新たな中期目標の設定を行いました。中期目標の策定に際しては、これまでの活動成果・進捗状況の総括を行うとともに、国内外事業所のリスク調査やステークホルダーのアンケート結果を元に、関連部門と連携して4つの分野別に取りまとめを行いました。
本計画では、『2020年のあるべき姿』を中期目標、あるべき姿のために優先的に取り組むべき課題を重点施策、単年度の取り組みと目標をその実現への活動計画と位置付けています。これらの取り組みは、2015年の新中期計画の初年度に合わせてスタートします。
DOWAグループ各社においてCSR方針に基づいた「S+ESG」マネジメントが定着し、経営リスクの最小化と同時に企業価値の向上を通じて、グローバルな社会課題の解決に寄与できている。
CSR方針 | 中期目標 『2020 年のあるべき姿』 |
重点施策 | 指標 | 2020年度 目標 |
2015年度活動計画 | |
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取り組み | 目標 | |||||
企業統治 Governance | ||||||
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内部統制システムの十分な機能、 適切な情報開示と透明性の確保 により健全な企業経営を推進している |
内部統制、ガバナンス強化 | 開示すべき 重要な不備件数 |
0件 | 内部統制ハンドブック作成 国内外定期的教育の実施 |
国内外説明会 10回 |
従業員一人ひとりが「DOWAグループの価値観と行動規範」に基づき的確に行動することで、いかなる不正・腐敗も生み出さない企業経営を推進している | コンプライアンス、リスクマネジメント強化 | 社内教育・説明会 実施率 |
100% | 内部統制・コンプライアンス 教育強化 BCPの実効性強化 |
説明会実施率 100% |
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お取引先とパートナーシップを構築し、サプライチェーン全体でCSRを推進している | CSR調達推進 | サプライヤー 調査カバー率 ※工事業者は除く |
取引金額 ベース 80% |
サプライヤーアンケートの実施 | 主要100社 | |
安全 Safety | ||||||
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職場の労働安全リスクが適切に管理・最小化され、快適かつ安全な職場環境が実現している |
全社安全レベルの底上げ |
度数率 強度率 |
0.1以下 0.01以下 |
地区単位での横断取り組みの強化 | 度数率1.0以下 強度率0.02以下 |
海外子会社安全教育の強化 | 教育実施回数 教育実施人数 |
累計20回 累計200人 |
来日教育、出前教育の継続実施 | 回数:5回 人数:50人 |
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環境 Environment | ||||||
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アジア・環太平洋エリアにおける国際資源循環ネットワークの要を担っている | リサイクル事業の強化:集荷量・再資源化量・ 元素数増 等 | リサイクル原料 集荷量 |
対前年度増 | リサイクル原料の海外集荷強化 | 対前年度増 |
省エネルギー諸施策や再生エネルギーの積極活用でCO2原単位の効果的削減が実現している | 再生エネルギーの活用率向上 省エネルギー取り組みの強化 |
CO2原単位排出量 | 1990年度比 15%削減 |
大規模排出事業所における削減 ポテンシャル調査 等 |
対前年度 1%削減 |
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職場の環境リスクが適切に管理され、環境事故発生リスクが最小化されている | 環境事故リスク最小化、対応力強化 ※環境事故:社外に影響が及び、所管行政に報告した事案 |
環境事故発生数 | 0件 | 環境リスクアセスメントの定着化 | 事業所訪問指導 5件 |
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サプライチェーンの上下流と連携して生物多様性保全活動を推進している | サプライヤーの生物多様性リスク把握 鉱山における生物多様性配慮状況の確認 |
サプライヤー・ 鉱山調査率 |
100% | 保全行動計画の策定および実行 | 計画策定・実行 | |
社会 Society | ||||||
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多様な人材がお互いに尊重し合いながら、それぞれのライフステージやスタイルに見合った多様な働き方を、従業員自らが選択し、会社やチームが支え合っている | ダイバーシティの推進 | 障がい者雇用 女性活躍推進 教育受講率 |
2.0% 100% |
グローバル人材層の拡充 海外現地採用社員の育成強化 キャリア採用の積極展開 女性活躍推進に向けた 社内懇談会開催 |
― ― 2.0% 2回 |
ワーク・ライフ・バランスの推進 | 年次有給休暇 取得率 |
70% | 諸制度の社内周知の徹底 年休消化の奨励 労働時間低減策の推進 |
― 60% ― |
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公正な評価・処遇と育成する文化が定着し、従業員が成長・成果・やりがいを実感し、互いに競い合い、支え合う組織を、従業員自らの手で創り出している | 考課者、被考課者双方の育成 社内人材教育の強化 従業員の自発的な キャリア開発支援 |
従業員満足度 (業務計画制度) (教育体系・内容) |
90% 70% |
考課者・被考課者トレーニング実施 制度サーベイ実施 社内教育対象層の拡充教育 階層別教育の研修体系策定 |
考課者・被考課者 訓練参加者数 600名 |
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各地域と一体となった社会貢献を国内外で展開している | 社会貢献推進 | ― | ― | 海外事業所先進事例の社内周知 事業所取り組みの支援 |
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