DOWAグループは、事業を通じてCSR活動を推進するに当たり、労働安全衛生を最も重要なテーマの一つと考え、
「安全はすべてに優先する」との基本理念に基づき、さまざまな安全活動を展開しています。
安全重点施策 | 課題 | 指標 | 評価 | 主な実績 |
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全社安全レベルの底上げ | 地区単位横断での取り組みの強化 | 度数率0.9以下 | × | 1.08 |
強度率0.02以下 | × | 0.58 | ||
海外子会社安全教育の強化 | 来日教育、出前教育の対象国増 | 4か国以上 | ○ | 4か国・地域 |
全社安全レベルの底上げ | 地区単位横断取り組みの強化度数率0.9以下 強度率0.02以下 |
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海外子会社安全教育の強化 | 来日教育、出前教育の継続実施およびフォロー確認 回数:7回 |
「作業手順書」は、工程における一つひとつの作業を安全、確実かつ効率よく行うための方法を示した文書のことで、安全の基本は作業手順書をしっかり守ることにあります。
熊本県で家電リサイクルを行う「アクトビーリサイクリング」では、現場の作業効率と安全活動のレベルを向上させるため、ラインごとに設置したモニターやタブレットで必要な情報を呼び出せるよう作業手順書の電子化を進めました。これにより、更新管理や検索性の面からも利用しやすいシステムとなりました。
さらに、電子化した作業手順書にヒヤリハット情報(重大な災害や事故には至らないものの直結してもおかしくない一歩手前の事例)を入力できるようにして、安全情報をリアルタイムで従業員が共有できるようにするとともに、提出されたヒヤリハットを自動で集計・リスト化して逐次管理職にメールで報告される仕組みにすることで情報共有のスピードアップを図りました。
今後は管理者のアクションなども記録できるようにし、情報の一元化と見える化を進め、作業手順書の正しい理解と実践を一歩ずつ確実なものにしていきたいと考えています。