社員との関わり
DOWAグループでは、「グローバルな事業で勝ち抜き、価値を認められる人材集団であり続ける」を目指す姿としており、中期計画Vの人材・組織目標を以下のとおり掲げています。
雇用
DOWAグループでは、人員状況と成長計画を踏まえ、適正人員の維持を図っています。2012年度末(2013年3月31日)時点の従業員数は5,315名で、うち男性は4,404名(88%)、女性は593名(12%)です。また、契約社員、嘱託ならびに派遣社員などの臨時雇用者は1,455名です。
【国内の雇用状況】
年度
属性 |
2010年度 | 2011年度 | 2012年度 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
男性 | 女性 | 男性 | 女性 | 男性 | 女性 | ||
国内正規社員 | 役員 | 127 | 1 | 123 | 1 | 124 | 0 |
管理社員 | 670 | 8 | 681 | 8 | 707 | 8 | |
一般社員 | 2,698 | 291 | 2,699 | 288 | 2,727 | 294 | |
国内非正規社員 | 派遣社員 | 454 | 432 | 318 | |||
パート、嘱託・期間雇用 | 741 | 270 | 826 | 265 | 846 | 291 | |
総計 | 5,260 | 5,323 | 5,315 |
【地域別従業員数】
年度
属性 |
2010年度 | 2011年度 | 2012年度 |
---|---|---|---|
日本 | 5,260 | 5,323 | 5,315 |
アジア(日本以外) | 1,115 | 1,325 | 2,510 |
欧州 | 1 | 4 | 16 |
北米 | 67 | 78 | 92 |
中南米 | 3 | 3 | 1 |
総計 | 6,446 | 6,733 | 7,934 |
公正な評価・処遇
DOWAグループでは、以下の方針のもと、公正な評価・処遇が行われ、育成に活用される状態を目指し、取り組んでいます。
考課者・被考課者が、会社制度の仕組みや基準の理解を深め、適切な考課や育成に活用する取り組みを継続する。 | 左記目的のもと、2012年度は、目標設定研修を実施し、約500名が参加しました。このほか、人事制度調査を毎年実施しながら、人事・評価に関する社員の意見を汲み取り、課題整理・運用改善に活用しています。 |
---|---|
組織目標を共有し、自らの等級に求められる能力や行動を把握しながら、業務遂行能力の向上を図る。 | また、キャリア形成支援制度としてキャリアマッチング制度を設けており、対象者は上司・自部門を経由することなく、募集のある部門へ直接異動希望を出すことができます。本制度を利用して2012年度は1名が異動しました。 |
人材の育成と活用
DOWAグループでは、「グローバルに活躍するプロ人材を育てる」「育成する文化を定着させる」ことを目的とし、各職場で継続的に教育を実施する取り組み、若手社員のOJTの強化策の推進、実践的な教育機会の拡充、異なる職務の経験(計画的異動)等を通じた人材育成施策を展開しています。
ビジネスリーダー(新規)
ビジネスリーダー養成研修(16名/半年超実施)
マネージャー(継続)
新任マネージャー研修(約30名)、コーチング研修(約40名/約4ヶ月間)
中堅社員(新規)
新任5級プロアクティブ(役割認識)研修(約50名/約半年)
入社3年目まで(継続)
フォローアップⅠ~Ⅳ研修、OJT施策の強化実施(約130名)
グローバル(新規・継続)
英語プレゼンテーション(40名)、語学力強化(50名)、赴任前研修(12名)
女性のキャリア(継続)
ベーシックキャリア研修(26名)
〈社員教育実施状況〉
事業会社 | 事業所 | 教育・研修内容 | 実施頻度 回/年 |
延べ参加者数 (人) |
延べ教育時間 (時間) |
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DOWA エコシステム |
エコシステム花岡 | 特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者技能講習 | 1 | 1 | 15 |
有機溶剤作業主任者技能講習 | 1 | 1 | 16 | ||
危険物取扱者保安講習 | 1 | 1 | 6 | ||
チェーンソー作業従事者特別教育 | 1 | 3 | 18 | ||
職長・安全衛生責任者教育 | 1 | 2 | 16 | ||
エコシステム山陽 | 産廃適正処理講習会 | 1 | 2 | 16 | |
特管処分過程講習 | 1 | 1 | 7 | ||
特管産廃管理者講習 | 1 | 1 | 2 | ||
ボイラ技師(特級・2級) | 1 | 2 | 16 | ||
エコシステム秋田 | 廃掃法改定講習 | 1 | 1 | 16 | |
エネルギー関連講習 | 1 | 2 | 8 | ||
エコリサイクル | 公開講座 | 24 | 16 | 24 | |
エコシステム千葉 | 廃棄物処理施設技術管理士講習 | 2 | 2 | ||
同和通運 | 管理職研修 | 2 | 36 | 216 | |
事務リーダー等研修 | 2 | 26 | 156 | ||
ドライバーリーダー等研修 | 2 | 34 | 204 | ||
中堅層研修 | 2 | 34 | 204 | ||
エコシステムジャパン | 営業リーダー研修 | 2 | 30 | 20 | |
アクトビー リサイクリング |
フロン特定業務教育 | 4 | 55 | 55 | |
特殊品教育(有害物除去) | 5 | 21 | 10.5 | ||
ガラスカレット教育 | 4 | 33 | 33 | ||
フロン緊急事態訓練 | 2 | 12 | 6 | ||
新人教育 | 12 | 32 | 64 | ||
エコシステム岡山 | 溶融スラグ利用事例セミナー | 1 | 1 | 4 | |
岡山B-netフォーラム | 1 | 3 | 20 | ||
グリーンフィル小坂 | 公害防止管理者取得講習 | 1 | 2 | 42 | |
技術管理者講習会 | 2 | 2 | 12 | ||
メルテック | 一般廃棄物実務管理者講習 | 1 | 1 | 5 | |
DOWA メタルマイン |
秋田製錬 | 日本鉱業協会定期大会 | 2 | 4 | 10 |
秋田ジンク ソリューションズ |
公害防止管理者認定講習 | 1 | 1 | 28 | |
DOWA エレクトロニクス |
DOWA エレクトロニクス岡山 |
コンプライアンス教育 | 4 | 80 | 28 |
DOWA セミコンダクター秋田 |
講習会受講・特化物作業主任者 | 1 | 4 | 16 | |
講習会受講・有機溶剤作業主任 | 1 | 2 | 5 | ||
DOWA IPクリエイション |
省エネルギー技術講座 | 1 | 1 | 6 | |
公害防止管理者等リフレッシュ研修 | 1 | 1 | 3 | ||
ISO50001セミナー | 1 | 1 | 5 | ||
DOWAエフテック | 廃熱回収と省エネルギー | 1 | 1 | 6 | |
DOWA メタルテック |
DOWAハイテック | 改正水質汚濁防止法全国説明会 | 1 | 3 | 6 |
新日本ブラス | 水質汚濁防止法改正説明 | 1 | 1 | 3 | |
DOWAメタニクス | 機械保全技能士 | 2 | 6 | 12 | |
オペレータのための電気・機械保全 | 2 | 27 | 28 | ||
資格講習 | 1 | 27 | 1046 | ||
DOWA ホール ディングス |
卯根倉西部 (柵原事業所) |
改正水質汚濁防止法 | 1 | 2 | 4 |
海外 | 蘇州同和資源綜合利用 有限公司 |
シアン危険性教育 | 1 | 15 | 1 |
KY教育 | 3 | 59 | 3 | ||
DOWA THT AMERICA INC | Development of experts | 1 | 1 | 8 | |
Bangpoo Environmental Complex Co Ltd |
Industrial waste managemnet | 1 | 1 | 16 | |
Industrial Environmental Laws | 1 | 1 | 8 | ||
Waste management controller up skill | 1 | 1 | 16 | ||
Eastern Seaboard
Environmental Complex Co.,Ltd |
Waste management compl | 1 | 2 | 12 | |
Haz-material storage | 1 | 5 | 6 | ||
Practice using flare | 1 | 1 | 6 |
DOWAグループでは、重要なステークホルダーである従業員へのCSRの浸透を図るため、CSR報告書の配布や、新入社員向けCSR教育、グループ報を通じた情報提供などを行っています。さらに従業員一人ひとりがCSRの取り組みへの理解を深めていくために、2011年度に社員向けのCSR情報ポータルサイトを立ち上げ、2012年4月より本格的な運用を開始しました。
Web版のCSRグループ報として、CSRに関する基礎知識、事業所の取り組み報告、国内外のニュースのほか、当社に関連のあるトピックの解説や社員が綴るブログなどを掲載しています。今後はコンテンツをさらに充実させ、アンケートフォームなどの機能によって、双方向性のあるコミュニケーションツールにしていきたいと考えています。