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環境・リサイクル部門:DOWAエコシステム/環境事業領域でアジアのリーディングカンパニーへ

事業内容

廃棄物の収集・運搬、減容化・無害化する中間処理、そして最終処理までの一貫した廃棄物処理事業、有害物質に汚染された土地の調査や浄化を行う土壌浄化事業、スクラップなどの原料から純粋な金属を取り出すリサイクル事業で、DOWAグループの環境事業を担うのがDOWAエコシステムです。また、環境コンサルティング事業も展開し、幅広い顧客ニーズに対応し、環境事業のリーディングカンパニーを目指します。

事業トピックス

国内最大級の中間処理施設が完成

写真完成した焼却炉

廃棄物処理事業の中核拠点・エコシステム千葉において建設を進めていた国内最大級の産業廃棄物中間処理施設が3月に完成しました。この焼却炉は、産業廃棄物焼却プラントとしては日本最大級の焼却能力(600トン/日)を有しています。また、多種多様な産業廃棄物の処理に対応可能なのはもちろんのこと、廃熱ボイラからの蒸気を利用した廃棄物発電(発電能力4,000kW)による高い省エネ効果も兼ね備えており、長年の廃棄物処理の技術やノウハウが凝縮された、最新鋭の設備です。

これまでDOWAグループは、秋田県、千葉県、岡山県、北九州市の中間処理および最終処理拠点を中心とした廃棄物処理事業を全国展開していますが、今回のエコシステム千葉の増強により、グループ全体で年間約100万トンの廃棄物処理体制となり、まさに廃棄物処理業界の「顔」として、一層存在感が高まります。


温室効果ガス削減の取り組み

現在2つのプロジェクトを進めています。ひとつは、岡山市で廃食用油を回収し、バイオディーゼル燃料を製造する事業です。軽油の代替燃料として活用されることにより、二酸化炭素排出を低減します。もうひとつは、フィリピンで養豚場から発生する温室効果ガス・メタンを回収・破壊し、排出権を創出する事業です。それぞれで業容拡大を図るとともに、新しいプロジェクトを今後も開拓していきたいと考えています。

東南アジアで廃棄物処理事業へ進出

インドネシア、タイ、シンガポールの3か国、4ヶ所の廃棄物処理拠点をもつModern Asia Environmental Holdings Inc.(MAEH社)を傘下におさめ、東南アジアへ進出しました。廃棄物処理を主に行っている各拠点を有効活用し、既に日本国内で行っている土壌浄化事業、リサイクル事業も展開していきます。その他、環境コンサルティングやCDM事業を展開し、アジアの環境改善に貢献していきたいと考えています。

写真

当社は、全事業を通じてアジアの環境改善に貢献することを方針としています。特に、温室効果ガス・フロンの破壊処理の強化、廃食用油からのバイオディーゼル燃料製造、フィリピンでの養豚場排 泄物からのメタン回収によるCDM事業など、地球温暖化防止に向けて積極的な取り組みを行っています。また、インドネシア・タイ・シンガポールでの新拠点を活用して、地球温暖化防止のみならず、 各国の環境改善に取り組んでいきます。


代表取締役社長 古賀 義人

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