熱処理部門:DOWAサーモテック/高い信頼性と技術で多様なニーズに応える熱処理技術のパイオニア
事業内容
DOWAサーモテックは、金属材料をより永く使用 するための熱処理加工事業と、熱処理加工事業で蓄積されたノウハウを活かした工業炉事業で積極的に事業展開、熱処理技術のパイオニアとして、規模・品質とも、トップクラスのサービスを提供しています。
事業トピックス
環境対応型の最新鋭熱処理工場完成
熱処理事業拡充の一環として、群馬県太田市に国内9箇所目の工場を建設し、5月から操業をスタートさせました。
群馬県太田市は、自動車産業、金型産業が集積する北関東有数の工業都市です。同地区に進出することで、既存の工場と合わせて関東地区での生産能力と拠点網の拡充を図っていきます。
太田新工場は、省エネ熱処理設備を導入するとともに、二酸化炭素発生量の抑制などに取り組んでいる環境対応型の最新鋭工場です。省エネ熱処理設備は、自社開発した高効率熱処理設備を導入しており、既存工場と比べて、二酸化炭素 排出量が37%削減となります。付帯設備や照明などについても、できるだけ二酸化炭素を排出しないような省エネタイプの機器を積極的に導入しています。
また、工場の屋根にソーラーパネル(100kW級)を設置し、 電力使用量削減に貢献しています。
廃棄物削減においては、これまで金属くずのリサイクルを進めてきていますが、さらに廃油、木屑、廃プラスチックなどの他の廃棄物についてもリサイクルを推進していきます。
私たちの業界は、熱エネルギーを生産手段に使う産業のため、地球温暖化防止に向けた取り組みは重要なテーマです。これまで省エネ設備の導入や改良を進め、二酸化炭素排出量を大幅に削減することができました。また、省エネ型の熱処理設備の開発にも力を注ぎ、従来よりも二酸化炭素排出量が52%も少ない画期的な設備を開発し、地球温暖化防止に取り組んでいるお客様の好評を得ております。私たちは「人にやさしい、地球にやさしい」をモットーにお客様とともに地球環境保護を念頭において事業活動を進めてまいります。
代表取締役社長 荻野 峯雄