売上高 | 前期比 2%増 | 2,216億円 |
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営業利益 | 前期比94%減 | 5億円 |
経常利益 | 前期比64%減 | 46億円 |
貴金属銅事業は、副産金属であるすずの実収率向上に取り組みました。
PGM(白金族)事業は、使用済み自動車排ガス浄化触媒からの金属回収量が見込みを下回りました。
亜鉛事業は、買鉱条件の悪化や電力単価上昇の影響を受けました。一方で、自社製錬所向け原料の長期的な安定確保に向けたロス・ガトスプロジェクトは計画通り建設工事が順調に進捗し、2019年夏に稼働を開始しました。
貴金属銅事業は、小坂製錬におけるリサイクル原料などの多様な原料への対応力を強化します。また、すずの実収率向上および高純度化による増産を進めます。
PGM(白金族)事業は、原料の集荷拡大に向け、海外における使用済み自動車排ガス浄化触媒の集荷・サンプリング拠点の拡充に取り組みます。
亜鉛事業は、亜鉛の増産に向け原料中不純物除去設備の建設により、年間22万トン生産体制の確立を推進します。また、タイ加工工場の生産能力増強を進め、成長地域である東南アジア向けの販売を強化します。メキシコのロス・ガトス銀・亜鉛・鉛プロジェクトの開山により、自社製錬所向け原料の長期・安定調達を推進します。また、カナダのパルマー亜鉛・銅プロジェクトの探鉱活動を着実に進めることで、さらなる原料調達の安定化を目指していきます。