コーポレート・ガバナンス体制
DOWAグループでは、健全かつ効率的に組織を運営すると同時に、意思決定の迅速化と経営の効率化のため、執行役員制を採用するとともに、持株会社制を導入して事業部門を子会社に分離しています。また、「DOWAグループの価値観と行動規範」に則り、健全な企業経営を保証し、経営の品質と効率を高めるとともに、透明性の高い開かれた経営の実現に努めています。
コーポレート・ガバナンス体制 (2014年3月現在) | |
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組織形態 | 監査役設置会社 |
取締役の人数 うち、社外取締役の人数 定款上の取締役の任期 取締役会の議長 |
6名(定款上の員数:13名) 1名(独立役員に指定) 1年 社長 |
監査役の人数 うち、社外監査役の人数 |
4名(定款上の員数:5名) 2名 |
内部統制活動
DOWAグループではコーポレート・ガバナンスの強化を図るため、ホールディングスとグループ各社が内部統制の基本方針や基本システムを共有するとともに、具体的な活動では各社ごとの独自性を活かせるようにすることで、持株会社制に合わせた効果的かつ効率的な内部統制を図っています。
内部統制の整備運用の一例としては、DOWA相談デスクの設置や内部監査の実施により、不正や不祥事の未然防止と早期発見を図り、必要に応じて適切な措置を講じます。また、内部統制システムは、事業内容や社会環境の変化に合わせて見直しを続けなければならないものであり、システムの整備を一層強力に進めていきます。
ステークホルダーとの関わり
DOWAグループでは、各事業所・部門において、お客様、株主・投資家、お取引先、地域社会、社員などの主たるステークホルダーとさまざまな手段でコミュニケーションを実施しています。
主たるステークホルダー | 責任 | 機会 | |
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お客様 | 当社グループの提供する製品・サービスをご利用になるすべてのお客様 |
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株主・ 投資家 |
当社グループの株主をはじめとする個人・機関投資家 |
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お取引先 | 当社グループの製品・サービス提供に当たり、協力をいただいているパートナーの方々 |
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地域社会 | 当社グループ各事業所と本業を通じた関わりがある地域社会の方々 |
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社員 (社員・家族) |
当社グループで働く社員とその家族 |
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政府・自治体・産業界との関わり
DOWAグループは、政府や産業団体における審議会やフォーラムに参加し、社会的課題の解決に向けた提案や施策の検討、法制度の制定・見直し、国際的な連携など、公共政策に関する活動を推進しています。 | |
DOWAホールディングス代表取締役社長 山田 政雄
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また、日本および各国の政府機関が開催する国際会議等に積極的に参加し、産業界の立場から各種政策策定に貢献しています。 |
「第3回日米欧クリティカルマテリアル会合」にて講演
2013 年5 月、欧州委員会・米国エネルギー省・日本の経済産業省の主催によりベルギーのブリュッセルで開催された「第3 回日米欧クリティカルマテリアル会合」において、DOWAエコシステムの白鳥環境ソリューション室長が、日本の民間企業の代表として、日米欧のリサイクルの特徴や比較、クリティカルメタル回収の最新動向などについて講演を行いました。
会合では、レアアースの採掘・抽出技術、代替・低減技術、リサイクル技術等を開発することの重要性が確認され、今後も政府関係者、産業界、研究者等が一体となり、三極で協力体制を構築していくことが合意されました。
国際機関・国際コンソーシアムへの参画
DOWAグループは、2009 年3 月より国連が提唱する企業の自主行動原則である「グローバル・コンパクト」に参加しています。社会の持続的発展に向けて、グローバル・コンパクトの掲げる「人権・労働・環境・腐敗防止」の4 分野における10 原則を尊重し、確実に実践していくよう取り組んでいます。 ○グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク http://www.ungcjn.org