企業市民としての責任を果たすために
Society
DOWAグループでは、CSR活動を通じて、社会とのより良い共存関係を強化し、すべてのステークホルダーから信頼される企業になることを目指しています。事業所だけでなく、従業員一人ひとりが企業市民としての自覚を持ち、地域社会における活動を推進することをCSRの重点分野の一つと考え取り組んでいます。
CSR方針
- 地域特性に応じた社会貢献を地元と一体となって推進する
活動の進捗状況
活動の進捗状況社会分野における活動進捗状況と、2014年度の課題は以下のとおりです。
社会/ Society 目標 |
2013年度 | 2014年度 | |||
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施策 | 評価 | 主な実績 | 課題 | 指標 | |
ダイバーシティの推進 | 高齢者活用の推進 | ○ |
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定年後のライフプランに関する情報提供施策実施(セミナー開催) | 再雇用人数 |
障がい者雇用の推進 | △ |
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障がい者雇用推進計画の実行 | 計画進捗率 | |
ワーク・ライフ・バランス推進 | 次世代育成支援行動計画の策定 | ○ |
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次世代育成支援行動計画の実施促進 | 計画進捗率 |
○ |
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年次休暇取得率の向上 | 取得率 | ||
地域貢献 | 地域状況に応じた社会貢献活動の拡充 | ○ |
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海外事業所ヒヤリング、地域貢献 地域イベントの継続発展 |
海外調査・訪問件数 |
CSRの社内浸透 | 社内向けCSRポータルサイトの充実化 | ○ |
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CSR教育の拡大 ポータルサイトの拡充、グループ報の活用 |
更新頻度 |
ダイバーシティの推進
高齢者活用については、従来の再雇用制度を見直し、一律格付から等級制としたことで、高齢者の能力に対してより適正に処遇できる制度としました。今後、高齢者の方々に一層能力を発揮してもらえるよう、制度を拡充していきます。
障がい者雇用では、DOWAグループ全体の障がい者雇用は増加となりましたが、法定の雇用率を達成することはできませんでした。足元の課題を見直し、より効果的な施策を検討していきます。
ワーク・ライフ・バランス推進
2013年度は、新たな次世代育成支援行動計画を策定しました。上記のとおり、現在導入している支援制度の認知度向上や、労働時間管理のさらなる徹底を計画として盛り込んでおります。また、新入社員を対象として、ボランティア休暇やフレックスタイム制など取得したい制度や、取得のしやすさなどについて調査を行っております。今後も、従業員の意見を参考にしながら、仕事と生活の調和を図るべく制度導入や取り組みを促進します。
地域貢献
地域の方々のご協力のもと、2013年度も岡山県でのマラソン大会やさくらまつり、秋田県でのジュニアクロスカントリー大会などのイベントを開催し、多くの参加をいただきました。また、海外事業所について、アンケートを通じ社会貢献実施状況の取りまとめを行いました。2014年度はCSR部門による海外事業所のヒヤリングを行い、国や地域の文化、実情に合わせた社会貢献のサポートを進めます。
CSRの社内浸透
2013年度は、社内向けCSRポータルサイトを通じて、各種方針や法制度、自社の取り組み状況などの情報発信に努めました。2014年度は、グローバル・コンパクトやISO26000などの国際的な規範や、サプライチェーンにおけるCSR課題などをテーマとしたCSR教育を展開します。情報提供に加え、双方向性のある教育機会を拡大することで、社員一人ひとりのCSRの考え方や取り組みに関する認識をさらに高めることを目的としています。