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CSRトピックス

地球規模で真剣に DOWAの地球温暖化対策

 地球温暖化の問題は、先進国、開発途上国を問わず、地球規模で人々の生活と生態系に大きな影響を与えます。私たち全てが日常生活の中で、一致団結して取り組むべき問題でもあります。2008年から京都議定書の第一約束期間も開始され、今後も温暖化防止活動の重要性がますます増してゆくこ とが予想されます。

 DOWAは自社からの排出削減に努力するとともに、事業を通じて温暖化防止に対し、以下のように取り組んでいます。

ロータリーキルン法によるフロンの破壊処理

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エコシステム秋田 フロン気化・噴霧装置 ロータリーキルン挿入部分

 冷蔵庫やエアコンの冷媒や発泡スチロールなどの断熱材には、フロンや代替フロンなどの温室効果ガスが使用されています。

 その中には、CO2の12〜12,000倍の温暖化効果を示すHFC類や4,600〜14,000倍の温暖化効果のあるCFCなどが含まれています。DOWAでは、1996年に環境庁(当時)および秋田県からフロン等破壊モデル事業(実証試験)を受託して以来、これらフロン類の破壊処理を行ってきました。

 DOWAの方式はロータリーキルン法と呼ばれるもので、 廃棄物を焼却する際の排熱を利用してフロン類の破壊処理を行うため、エネルギーを新たに投入する必要がありません。

 フロンは1,000℃以上の熱で処理され、99.99%以上が分解されます。

 このような、DOWAでの破壊試験結果を踏まえて、「ロータリーキルン法によるフロン破壊処理ガイドライン」が策定され、フロンの処理方法の普及に大きく貢献しました。

 DOWAグループは、2007年度にCO2換算で21.6万t相当のフロン、代替フロン類の回収・処理を行いました。これは、約42,000世帯の温室効果ガス排出量に相当しています。

※ 家庭からのCO2排出量:約5,300kg CO2/世帯
全国地球温暖化防止活動推進センターホームページより


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