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環境報告

環境パフォーマンス OUTPUT


温暖化対策

 2007年度のDOWAグループ全体での温室効果ガス排出量は129万tで、昨年度に比べて2.6%微増しています。一方で、売上高当たりの原単位は昨年度と同じレベルを保っています。

 排出量の面ではDOWAメタルマインが最も多く、次いでDOWAエコシステムが大きな割合を占めています。

 一方、発生源の面では、電力起源の排出が最も大きく、その割合は昨年よりも1ポイント程度増加しています。

 また、環境事業である外部からの廃棄物の焼却処理に起因するCO2の排出が大きいことが特徴となっています。2004年以降、社外から受け入れた廃棄物の焼却に起因するCO2の排出量は、年間40万t以上になっています。このような排出については、受入側でコントロールしたり削減することは困難です。そのため、廃棄物焼却熱を使った発電や蒸気利用などのサーマルリサイクルを進め、有効利用を図っています。また、オゾン層の破壊をもたらすフロン類や温暖化の原因となるHFC, PFCなどの代替フロン類についても、廃棄物の焼却熱を利用して破壊処理を行っています。

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 さらに、機器・プロセスなどのインバーター化、一部燃 料の天然ガスへの転換、省エネ機器の導入などを推進して います。また、輸送の面ではCO2の排出が少ない鉄道や船舶へのモーダルシフトを促進するほか、出来る限り小規模 ロットでの輸送を避け、輸送経路も見直すなど、効率の良い輸送を心がけています。

 工場やオフィスにおける照明器具の高効率タイプへの更新、昼休み節電パトロールの実施、ノー残業DAYの推進、 エアコン室内温度の高め設定などの身近な対策も実施して います。

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地球温暖化防止への取り組み

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省エネルギー活動

  • ・高効率タイプの照明器具への切替
  • ・高効率ポンプの採用
  • ・蓄熱マット・蓄冷式クーラー装備車の導入
  • ・設備の出力、回転数の制御
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運輸活動

  • ・デジタルタコメーターの導入
  • ・船便や鉄道輸送の利用拡大
  • ・輸送距離の見直し
  • ・小口、小ロット配送の低減
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廃熱エネルギー活用

  • ・廃棄物焼却廃熱を利用した自家発電
  • ・廃棄物発電の導入
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温室効果ガス発生が少ないエネルギーへの転換

  • ・灯油、ブタンガスから天然ガスへの転換
  • ・フォークリフトのLPG燃料化
  • ・電気加熱式の炉から都市ガス、天然ガス加熱炉への転換
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その他 身の回りの取り組み

  • ・アイドリングストップ運動
  • ・照明器具の高効率タイプへの更新
  • ・無人時の消灯/節電省エネパトロール
  • ・エアコン温度設定管理
  • ・ノー残業DAYの推進

『チーム・マイナス6%』に参加

  

DOWA グループは、2008 年6 月より、秋葉原本社を始め全国の工場・事業所にて、政府の地球温暖化対策推進 本部が推進する国民運動『チーム・マイナス6%』に参加します。

 DOWA グループは、これまでにも地球温暖化防止のために様々な取り組みを進めてきましたが、『チーム・マイナ ス6%』へ参加することにより、より一層社会・環境活動に取り組む企業姿勢を明確にしていきたいと考えます。


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