CSR経営
マネジメント体制
コーポレート・ガバナンス
DOWAグループは、社員の一人ひとりが「企業は社会の公器である」ことを認識し、法令を守るだけでなく社会の良識に則った活動を行うために、「DOWAグループ価値観と行動規範」と「DOWAグループCSRガイドライン」を定めました。
また、内部統制活動を通じたコーポレート・ガバナンス(企業統治)の強化により、健全な企業経営を保証し、経営の品質と効率を高めるとともに、透明性の高い開かれた経営の実現に努めています。
内部統制活動
コーポレート・ガバナンスの強化を図るため、「内部統制システムについて」をグループ各社で制定のうえ、内部統制システムの構築と整備ならびに運用を進めています。
内部統制の整備運用の一例としては、会計業務における手順書や業務フローチャートによってミスや不正が行われるリスクの洗い出しを行うとともに、内部監査によるプロセスの監視・評価を行っています。2009年度は、重複する監査について実効性を損なうことのない範囲で統合を進め、監査の効率化を図りました。
また、新たにグループに加わった海外子会社の監査を行い、行動規範や、労働環境などの内部統制の状況ならびに地元におけるCSR活動についてヒアリングを行いました。引き続きリスクマネジメントと仕事の効率化のために内部統制活動を推し進め、さらなる企業価値向上に努めます。
Voice
■ DOWAマネジメントサービス 会計部門
乃美 江里 西 洋平
私たちは、金融商品取引法で求められている財務報告の適正性の確保を目的とした、内部統制監査に携わっています。その業務は、ただ帳票に潜む不備を指摘するのではなく、指摘が改善に活かされるよう、事業や職場の環境を理解したうえで進めなければならない、非常に難しい作業です。一方で、これまで付き合いのなかった部署と交流し業務内容を知ることは、所属している会計部門でも非常に役に立つと考えています。