地球、社会の持続可能な発展に貢献するためには、環境への取り組みとともに、ステークホルダーを重視した経営が大切です。DOWAグループは、グローバル企業として広く信頼される存在を目指し、事業活動を通じて全てのステークホルダーへの価値の提供に努めています。
東日本大震災への対応
DOWAグループでは、東日本大震災による従業員や工場施設への直接的な被害はありませんでしたが、資材・燃料の入手困難や電力供給の不足、余震への対応などの影響を受けました。各事業所では、速やかに事業所間の連携や資材・原料調達に向けた取り組みなどを進め、事業への影響を最小限にする対応を行うことで、5月中に全事業所の操業を再開しました。また、震災直後から被災地への支援物資の提供を行ったほか、社会福祉法人中央共同募金会へ1億円、従業員による義援金325万円の寄贈を実施しました。
■事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)の策定
DOWAグループでは、2011年3月に発生した東日本大震災を受けて、事業継続計画(以下BCP)の見直し・策定の実施を決定し、2011年11月より全国6拠点でBCP作成に関する実務責任者及び担当者を対象とした説明会を開催しました。DOWAグループとして、2012年6月末までにBCP第1版を完成させる予定です。
お客様への供給責任をはじめ、企業を取り巻くステークホルダーとの関係の中で、「いかに事業を継続するか」という備えが求められています。BCPは各所で同じものを作るのではなく、個別の状況や前提に合わせて作る必要があります。
例えば東海地震を想定する静岡県は、自治体や企業の地震防災に対する意識が高く、DOWAメタルやDOWAメタニクスなどの事業所では以前から取り組みを進めていました。これらの事業所では、東日本大震災を契機にBCPをさらに深化させています。説明会では、実際の策定事例の紹介を通じて、参加者がBCP策定への理解を深めました。
被災地に本を送る社会貢献プログラムを展開
DOWAグループは、東日本大震災の復興支援の一環として、ブックオフオンライン株式会社のご協力を得て、「ボランティア宅本便」に参加しました。この取り組みは、家庭で不要になった本やCDを社員が持ち寄り、その買い取り金額をさまざまな団体に寄付できるもので、DOWAグループは被災地で移動図書館プロジェクトを行うシャンティ国際ボランティア会に寄付しました。「いわてを走る移動図書館プロジェクト」は、津波で大きな被害を受けた岩手県沿岸部の仮設住宅を定期的に回り本を届けるプロジェクトで、回収された本やCDの売却費用は、移動図書館の本の購入費用などに充てられます。これらの本がきっかけで仮設住宅に住む方々同士の交流が深まり、本のリクエストを通じて、被災者の方々が現在何を必要とされているか理解することにも繋がっているそうです。DOWAグループでは、2011年度11月、3月と2度にわたり回収を行い、集まった2,887点の本やCDの買取金額を寄付しました。
初めての取り組みである「ボランティア宅本便」に、どの程度集まるだろうと不安を感じていましたが、いざ回収を始めてみると多くの本やCDが集まり、社員の温かい気持ちを感じました。不要になった本が価値を生み、誰かの役に立てるというこのプログラムは、資源循環型の事業を行う我々DOWAグループにとって、共感を持って行える取り組みではないかと思います。ブックオフオンライン及びシャンティ国際ボランティア会関係者の方々に深く感謝申し上げます。
DOWA HD CSR部門 松濤 芙紀
ステークホルダーとの関わり
DOWAグループでは、各事業所・部門において、お客様、株主・投資家、お取引先、地域社会、社員などの主たるステークホルダーとさまざまな手段でコミュニケーションを実施しています。
主たるステークホルダー | 責任 | 機会 | |
---|---|---|---|
お客様 | 当社グループの提供する 製品・サービスをご利用 になる全てのお客様 |
○製品・サービスの品質・ ○お客様満足(CS)の追求 ○お客様情報の保護 |
○各種セミナー・展示会 ○工場見学会 ○各種環境広報 ○Webサイトでの情報開示 |
株主・投資家 | 当社グループの株主を はじめとする個人・機関 投資家 |
○企業価値の最大化 ○配当 ○情報開示・対話 |
○株主総会 ○決算説明会、投資家向け ○アニュアルレポートや ○Webサイトでの情報開示 |
お取引先 | 当社グループの製品・ サービス提供にあたり、 協力をいただいている パートナーの皆様 |
○公平・公正な基準による ○グリーン調達・環境マネジ |
○各種セミナー・展示会 ○工場見学会 ○グリーン調達などお取引先 ○品質・環境監査 ○企業倫理窓口 |
地域社会 | 当社グループ各事業所と 本業を通じた関わりが ある地域社会の皆様 |
○環境保全活動 ○文化・スポーツなどの活動支援 ○教育活動 ○情報開示・対話 |
○地域の方々を対象にした ○地域団体への参加 ○地域イベントの主催・ ○リスクコミュニケーション |
社員 (社員・家族) |
当社グループで働く 社員とその家族 |
○適正な評価・処遇 ○人材の多様性確保 ○ワーク・ライフ・バランス ○労働安全衛生の確保 ○人材育成 ○人権の尊重 |
○経営会議 ○労使面談 ○人材教育・環境教育 ○グループ報 ○社員の家族を対象とする |
政府・自治体・産業界との関わり
DOWAグループは事業を展開するにあたり、社会課題の改善・解決のために、政府・自治体や産業界と連携・協力を図っています。
■公共政策への提言
経営幹部が各種委員会に参加し、公共政策への提言を行っています。
【参画例】 | DOWAホールディングス相談役(常勤) 吉川 廣和 2007年4月~ 環境省 中央環境審議会 委員 2010年3月~ 内閣府 行政刷新会議 議員 |
■業界団体への参画
(社)日本経済団体連合会、(社)日本鉱業協会などの団体に参加し、経済界や業界特有の課題に取り組んでいます。
【参画例】 | DOWAホールディングス相談役(常勤) 吉川 廣和
|
■国際機関・国際コンソーシアムへの参画
DOWAグループは、2009年3月より国連が提唱する企業の自主行動原則である「グローバル・コンパクト」に参加しています。社会の持続的発展に向けて、グローバル・コンパクトの掲げる「人権・労働・環境・腐敗防止」の4分野における10原則を尊重し、確実に実践していくよう取り組んでいます。
○グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク http://www.ungcjn.org
■社会からの評価
DOWAグループは、メディアや関連団体から以下のような評価を得ています。
埼玉県 DOWAハイテック 第12回さいたま環境賞
タイ工業省工場局 BPEC CSR Supplie Chain Award Good Practice Award
タイ工業省工場局 ESBEC Waste processor ranging level
岡山県 エコシステム山陽 「放置産業廃棄物撤去事業」への感謝状受領
人権への取り組み、腐敗防止
DOWAグループは、国連グローバル・コンパクトの10原則の下、国籍、人種、民族、宗教、性別、年齢、障がいなどによる不当な差別や、児童労働、強制労働を禁じ、腐敗防止に取り組んでいます。
人権については、海外事業所を含む事業子会社にアンケート調査を実施し、現状把握に努めています。2011年度は、海外事業子会社を対象に、本社CSR部門が現地視察と各国状況のヒアリングを行いました。
2011年度は、人権に関わる差別、児童労働及び強制労働、また腐敗に関する事例の報告はありませんでした。今後もDOWAグループは、人権の尊重と、腐敗防止に向けた取り組みを進めていきます。
〈 信仰への配慮 〉
PPLi社(インドネシア・ボゴール州)は、インドネシア唯一の有害廃棄物最終処理場を有し、産業廃棄物処理を中心にリサイクル、土壌浄化、サイトサービスなどの環境事業を展開しています。
インドネシアは信仰心の厚い国と言われており、PPLiの従業員の多くもイスラム教徒です。同社では、文化や宗教が地域の生活の中で重要な位置付けであることを認識し、モスクの建設に寄付と支援を行っています。
コンプライアンス
DOWAグループでは、従業員にとってより安心で快適な職場環境を目指し、従業員が職場における悩みなどを顧問弁護士に直接相談できる「DOWA相談デスク」を設け、社内ポスターなどで周知しています。お取引先や協力会社とのより健全なパートナーシップを構築するため、DOWA相談デスクの窓口を社外にも広く開放し、お取引先や協力会社の従業員も利用できるようにしています。
2011年度は、不適切な行為や行政の指摘を受けた事項はありませんでした。引き続き、コンプライアンスの徹底に取り組んでいきます。
地域社会との関わり
DOWAグループでは、地域社会における活動をCSRの重点分野の1 つと考えています。国内外の各拠点では、植樹祭や地域の緑化事業への参加、工場見学や職場体験の受け入れ、スポーツ大会の主催・後援など、それぞれが地域に根ざしたCSR活動を積極的に展開しています。
花回廊さくらまつり(岡山県)
植樹祭(秋田県)
社会貢献取り組み状況
DOWAグループでは、社内の環境活動のみならず、地域社会の一員として足元から環境に取り組み、その活動の輪をさらに大きく育てていくことが真の社会貢献としての環境活動であると考えています。
2011年度の主な取り組みをご紹介します。
〈地域における社会貢献取り組み状況〉
事業会社 | 事業所 | 活動の名称 | 実施内容 | 全体参加者数(人) |
---|---|---|---|---|
DOWA エコシステム |
エコシステム花岡 | 県北部不法投棄キャンペーン | ボランティア | 40 |
花矢地区体育大会 | 支援 | |||
花岡地区産業文化祭 | 支援 | |||
エコシステム山陽 | スポーツ大会 | 後援 | ||
小学生新聞 | 寄付 | |||
エコシステム秋田 | 小坂ふるさとの森づくり植樹祭 | 後援 | 500 | |
エコシステム千葉 | 小学校での環境教育 | 主催 | 30 | |
県内災害廃棄物の処理受託 | 1,100t/年の焼却処理 | |||
臨海地区の清掃 | ボランティア | 50 | ||
ワークスリサイクル会 | ボランティア | 2 | ||
エコリサイクル | 東日本大震災支援 | 支援寄付 | 50 | |
同和通運 | 地域行事 | 協賛 | ||
地元小学校へのニュース掲示板の提供 | 寄付 | |||
ジオテクノス | 国際交流・協力 | ボランティア | 1 | |
エコシステム リサイクリング 東日本 |
福祉法人つどい | 仕事の提供 | ||
ものづくりフェアー | 出展 | 80 | ||
桜植樹 | 支援 | 50 | ||
エコシステム リサイクリング 西日本 |
児島湖花回廊さくらまつり | 後援 | 40 | |
児島湖花回廊いきいき健康マラソン | 後援 | 30 | ||
アクトビー リサイクリング |
教育訓練 | 主催 | 22 | |
競舟大会 | 参加 | 1,000 | ||
駅伝大会 | 参加 | 1,500 | ||
献血 | 献血車 | 24 | ||
恋龍祭 | 参加 | 1,500 | ||
エコシステム岡山 | 児島湖花回廊いきいき健康マラソン | 支援 | ||
児島湖花回廊さくらまつり | 支援 | |||
グリーンフィル小坂 | 不法投棄撲滅 | ボランティア | 1 | |
七夕祭協 | 協賛 | |||
DOWA植樹祭 | ボランティア | 6 | ||
DOWA杯スキー大会 | 後援 | 1 | ||
エコシステム リサイクリング 北日本 |
更望園 | 仕事の提供 | ||
DOWA杯スキー大会 | 後援 | 500 | ||
小坂町駅伝大会 | 協賛 | 300 | ||
少年野球大会 | 協賛 | 150 | ||
康楽館 | 協賛 | |||
小坂ふるさとの森づくり植樹祭 | 参加 | 340 | ||
メルテック | 渡良瀬遊水地クリーン作戦 | ボランティア | 3 | |
サマーフェスティバルクリーン作戦 | ボランティア | 4 | ||
小山サマーフェスティバル(花火大会) | 支援 | |||
DOWA メタルマイン |
秋田レアメタル | 秋田エコ&リサイクルフェスティバル | 支援及び人員派遣 | |
竿灯祭り被災者招待事業 | 協賛 | 1,500 | ||
DOWA杯スキー大会 | 協賛 | 463 | ||
秋田製錬 | 会社周辺のクリーンアップ | 主催 | 50 | |
夕日の松原クリーンアップ | 後援 | 20 | ||
秋田エコ&リサイクルフェスティバル | 後援 | 5 | ||
秋田ジンク ソリューションズ |
曳山祭り | 支援 | ||
花火大会 | 支援 | |||
小坂製錬 | DOWA杯スキー大会 | 事務局 | 70 | |
小坂ふるさとの森づくり植樹祭 | 事務局 | 120 | ||
大川岱植樹 | ボランティア | 20 | ||
日本ピージーエム | 少年サッカー | 支援 | ||
DOWA エレクトロ ニクス |
DOWA エレクトロニクス 岡山 |
地域清掃活動 | 主催 | 215 |
児島湖花回廊 | 主催、緑化活動の実施 | 2,491 | ||
児島湖花回廊いきいき健康マラソン | 主催 | 1,518 | ||
児島湖花回廊さくらまつり | 主催 | 12,000 | ||
DOWA セミコンダクター 秋田 |
DOWA杯スキー大会 | 支援、ボランティア | 2 | |
地域行事 | 支援 | |||
竿灯祭 | 協賛 | |||
地域運動会 | 協賛 | |||
秋田エコ&リサイクルフェスティバル | 協賛 | |||
DOWA IPクリエイション |
被災地への使い捨てカイロの寄付 | 支援 | ||
社宅の提供 | 学童保育のためNPO法人に遊休社宅を無償で提供 | |||
省エネサマーチャレンジ | 協賛 | |||
盆踊り | 支援 | 3 | ||
秋祭り | 支援 | 5 | ||
赤十字社 | 出資 | |||
DOWAエフテック | 夏祭り | 後援、ボランティア | ||
柵原どんどん祭り | 後援、ボランティア | |||
美咲町星の里マラソン大会 | 後援、ボランティア | |||
DOWA メタルテック |
DOWAパワーデバイス | ぶどうの郷ロードレース | 後援 | 2,049 |
DOWAハイテック | 読売新聞ニュース、市内小学校への掲示 | 寄付 | ||
新日本ブラス | 地域行事 | 支援 | ||
DOWAメタニクス | 地域クリーン作戦 | 主催 | 80 | |
新貝郷日待 | 参加 | 100 | ||
磐田観光大使コンテスト | 後援 | |||
職場防犯管理協会 | ボランティア | 磐田市の各企業 | ||
DOWA サーモテック |
DOWAサーモエンジニアリング 浜松工場 | 浜名湖クリーン作戦 | ボランティア | 5 |
DOWAサーモエンジニアリング 滋賀工場 | 災害被災地支援活動 | 支援 | ||
防災まちづくり・防犯 | 支援 | |||
DOWAサーモエンジニアリング 半田工場 | 潮干会町内清掃 | ボランティア | 100 | |
地域行事 | 協賛 | 1,000 | ||
DOWAサーモエンジニアリング 太田工場 | 太田ねぷた祭り | 支援 | ||
DOWA ホール ディングス |
卯根倉鉱業 西部事業所 |
職場体験学習 | ボランティア | 2 |
校外学習 | ボランティア | 47 | ||
DOWAテクノエンジ | 南輝学区連合町内会 | 支援 | ||
藤田ふれあい祭 | 協賛 | |||
甲浦学区体育協会 | 支援 | |||
海外 | NIPPON PGM AMERICA, INC. | Nakamano kai | cultural exchange | 1 |
Japanese association of Toledo | 支援 | |||
蘇州同和資源綜合利用有限公司 | Southwest Tennessee Community College見学会 | 主催 | 10 | |
杭州環境技術講演会 | 講演実施 | |||
同和金属材料(上海)有限公司 | 上海市メッキ協会 | 支援 | ||
Bangpoo Environmental Complex | Community party | 主催 | 90 | |
Health, medicine and sports | 後援 | 150 | ||
Education including social education | 教育支援 | 50 | ||
Community disaster-prevention and crime prevention | 支援 | 100 | ||
The environment | ボランティア | 350 | ||
PT Prasadha Pamunah Limbah Ind | road development | 主催 | 40 | |
Maintained healt clinic | 後援 | |||
forest planting | 主催 | |||
Dengue fever campaigns | 主催 | |||
scholarship | 後援 | |||
furnitur, desk, note book for school | 後援、寄付 | |||
apprentice program | 主催 | |||
local teacher funding for elementary school | 後援 | |||
catfish farm seed | 支援 | |||
young football sport | 主催 |
■社会貢献活動
企業も地域市民の一員として、社会から信頼されともに成長することを目指し、拠点を置く地域において教育や福祉に関わるNPOや団体の支援を続けています。
次世代育成への支援 |
岡山県 |
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地域イベントでダンスを
披露する子供たち
DOWA IPクリエイション(岡山県岡山市)では、子供の保育・学習事業を行うNPO法人タップの活動を2011年より支援しています。
学童保育の時間外や放課後、子供たちが安心して交流を図れる場として、地元小学校に隣接する旧社宅を無償で提供しています。現在、従業員子弟も含め約50名の児童・生徒の利用者がいるほか、中・高校生の学習サポートの場としても機能するなど、多用途で活用されています。
障がい者の社会的自立の支援 |
熊本県 |
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専用の作業所
アクトビーリサイクリング(熊本県水俣市)は、障がい者が社会復帰を目指す訓練の場を2003年より提供しています。軽度障がい者の自立支援を行う「グループ・エコ」、知的障がい者授産施設「わくワークみなまた」、知的・身体障がい者の就労支援を行う「水俣福祉作業所」の方々を受け入れ、OA機器の解体や基板の分解作業をお願いしています。また、胎児性・小児性水俣病患者や障がい者が働く場である「ほっとはうす」と共同で、ブラウン管ガラスを加工した箸置きやマグネットなどを制作しています。
作業ライン
2009年に、安全で働きやすい作業環境を目的として、刃物を使わない解体手順やエアドライバー、写真付きの分別ボックスなどを採用した専用の作業ラインを整えました。昨年度は、作業所の隣に多機能トイレを新設しました。
現在、20~25名程度の方々とサポートの指導員が毎日作業を行っており、その意欲的かつ熱心な姿勢は従業員にとっても新たな刺激となっています。忘年会や社員旅行などのイベントにも多くの方々が参加し、従業員と活発な交流を行っています。
■スポーツを通じた地域活動
DOWAグループでは、スポーツを通じた地域活性化や健全な次世代育成を目指し、スポーツイベントを主催しています。地元の方々と協力しながら運営することで、地域に根ざしたイベントとして育てていきたいと考えています。
第2回児島湖花回廊いきいき健康マラソン開催 |
岡山県 |
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花回廊マラソン大会
2011年11月、花回廊ゴルフコースを発着点とする花回廊マラソン大会を開催しました。本大会は、DOWAグループが児島湖周辺の環境整備のために設立した児島湖・花回廊サポーターズクラブが、スポ-ツを通じて地域社会の交流を深めることを目指して始めたイベントです。3種目14部門に19都府県から1,300名を超えるエントリーがあり、幅広い年代の方々にご参加いただきました。より多くの参加者を迎え地域に根ざしたスポーツイベントとして定着させるべく、さらに改善に取り組んでいきます。
DOWA杯ジュニア・クロスカントリースキー十和田湖大会の主催 |
秋田県 |
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DOWA杯ジュニア・
クロスカントリースキー 十和田湖大会
毎年2月、十和田湖岸において、DOWA杯スキー大会を主催しています。小・中学生対象のスキー大会としては日本最大級の大会で、今年22回目を迎えました。大会運営は、競技の記録・進行やギャラリー整理など多くのボランティアをはじめ、地元スキークラブや自治体の協力に支えられています。地域の子供たちがハンディに拘わらず参加できる競技として、パラリンピック種目のシットスキー競技(車椅子を必要とする障がい者のためのスキー)を取り入れており、6年目の今年も多くの選手を迎えることができました。今後も参加者の熱意と地域の皆様のご協力の下、スポーツを通じた次世代の育成に取り組んでいきたいと考えています。