DOWA CSR報告書2007 © 2007,DOWAホールディングス株式会社

【事業の概要】

製錬部門:
DOWAメタルマイン

事業内容

金・銀・銅・亜鉛・鉛・亜鉛合金・プラチナ・インジウムなどの非鉄金属の製造・販売

事業内容

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事業トピックス2006

「リサイクル原料対応型新型炉の建設」

2006年5月、地球規模での資源循環型社会構築に貢献することを目的として、秋田県小坂町に新型溶融炉Top Submerged Lance炉の建設に着手しました。この新型炉は、多種多様のリサイクル原料や難処理原料、製錬中間原料、高金銀含有精鉱などを処理することで、有価金属の効率的なリサイクル、および廃棄物発生量の低減・安定化処理を実現します。さらに炉内温度制御、雰囲気制御にすぐれ、独自に開発した要素技術によって新たに錫、ニッケルを回収し、金、銀、銅をはじめ19種類の元素回収が可能となります。現在も順調に設備の設置が進んでおり、2007年秋に完成後、試運転を経て2008年春には本格稼動する予定です。

小坂製錬 新型溶融炉(建設中)

▲ 小坂製錬 新型溶融炉(建設中)

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「キーマテリアルを生み出す高度な製錬技術で東アジアNo.1へ」

代表取締役社長 大西 哲夫
▲ 代表取締役社長 大西 哲夫

DOWAメタルマインは、DOWAグループの創業以来事業を引き継いでいます。古くから自然に対して働きかけを行ってきた事業でもあります。それは鉱山を開発し、鉱石から採り出した自然の恵みを製品(各非鉄金属素材)にすることで、世の中に貢献してきました。

長い歴史のなかで培われた技術、ノウハウを、今、環境・リサイクルというかたちで、皆さんの生活に役立てようとしています。DOWA発祥の地である小坂に、リサイクル原料を中心とした新炉を建設し、周辺の製錬所と連携していきます。このような事業を通じて、資源の有効活用、再生といった循環型社会の一翼を担い、地域社会と共生していくことで、社会の皆さんのお役に立ちたいと考えております。


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