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【CSRハイライト】化学物質に係る環境対話集会の開催企業活動を外部の目で評価していただき、今後のCSR活動に反映していくために、さまざまな形で情報発信を行うとともに、ステークホルダーの皆様との対話に努めています。2007年3月21日、新日本ブラスでは、事業者と地域住民の参加による化学物質に係る「環境対話集会」を千葉県と共同で開催しました。この集会は、千葉県において事業者が地域住民の方々と化学物質に関する環境対話を進める上での手本となるような先駆的な事例づくりを目的としている、リスクコミュニケーション推進事業の一環として実施されました。 地域住民3名、工業団地代表1名、行政(千葉県、旭市)2名 、事業者2名の計8名のパネラーと、進行役・化学物質の専門家2名、傍聴者13名にご参加いただきました。 工場見学対話集会の前に、パネラーの方々による新日本ブラスの工場見学会を行い、環境と化学物質管理の状況について参加者にご説明しました。 対話集会行政 からは千葉県における化学物質管理の方針と取り組み、新日本ブラスからは工場における環境管理などについて説明を行い、その後パネラーの方々と意見交換を行いました。 今回、対話の円滑化を図り中立的な立場から対話を進めるために、ファシリテーターと呼ばれる進行役を導入し、また化学物質に対する正しい知識と情報を提供するために化学物質アドバイザーが同席する形で、活発な意見の交換が行われました。工場周辺の住民の方々をはじめ、周辺事業所や行政の方々に、事業所における化学物質の管理状況や化学物質の環境リスク低減に向けた取り組みについてご理解いただくとともに、事業所に対する貴重なご意見を伺うことができました。 事業所において環境対策に関する対話を行うことは、地域の方々の関心やニーズを把握し、これからの取り組みに生かすことにつながります。また、このようなコミュニケーションの場を持つことで、ステークホルダー(地域住民やNPO)の方々とお互いの認識を深めるよい機会となったと思います。 新日本ブラス株式会社●企業データ 自動車部品や住宅設備、水洗金具等の原料となる黄銅棒の製造から、鍛造品、切削加工品および金型生産までを一貫して手掛ける鍛造メーカー。設立:1961年。所在地:千葉県旭市。資本金:1億円。従業員:約95名。 ●環境について 企業として、品質面はもとより環境保全と安全への積極的な取り組みが非常に重要な経営課題と認識し、2005年に環境方針を策定しました。また、事業活動の目的遂行にあたっては、環境保全との調和に配慮し、社会への貢献を目指してEMSに基づいた活動を進めています。2004年3月にISO9001(2000年版)、2006年1月にISO14001の認証を取得しています。 |