【事業の概要】
電子材料部門：
DOWAエレクトロニクス
事業内容
高純度ガリウム、光デバイス用化合物半導体、伝送用・医療センサー用LED、プラズマパネルディスプレイ（PDP）電極用銀粉、データストレージテープ用メタル粉など電子部品材料
事業トピックス2006
「窒化物半導体の新工場完成」
2007年2月、DOWAセミコンダクター秋田では、建設を進めていた窒化物半導体の工場が竣工しました。窒化物半導体は、高温、高耐圧下で動作する次世代の耐環境電子デバイスとして、ハイブリット車の加速向上（インバータ）、携帯電話の次世代基地局、スイッチング電源向け電子デバイスの小型化を実現する材料として有望視されております。また、深紫外～青色の短波長発光が得られるという特徴を持ち、白色LED照明や、殺菌や樹脂硬化用途向けの紫外発光デバイスとしても、今後急速に市場拡大が見込まれております。本工場の竣工により高品質チッ化アルミエピ基板と窒化物系電子デバイスエピ基板の生産が本格化し、すでにDOWAエレクトロニクスがトップシェアを占めるガリウムひ素系半導体に各種窒化物系半導体エピが加わり、大幅に商品ラインアップが充実いたします。
▲ 窒化物半導体工場
「オンリーワン製品で業界トップを目指し、新事業を創出」
▲ 代表取締役社長 杉山 文利
DOWAエレクトロニクスは半導体、電子材料、磁性材料といった製品を供給し、市場のニーズにお応えしています。これらの高い技術力に支えられた製品群を基盤に、幅広い領域での業界トップを目指すとともに、積極的な投資による新規事業の開発を進めています。当社の事業を展開する業界は、歴史と実力を兼ね備えた企業が揃っており、またお客さまもグローバルな競争の中に身を置かれる先端企業ばかりです。そのような厳しい事業環境において、当社は、既成概念に囚われることなく、激変する市場環境に柔軟に対応し、高いレベルを目指し、さらに成長・発展するよう、全社一丸となって全力を尽くしてまいりたいと考えております。