【社会性パフォーマンス】
CSRトピックス
DOWAグループの各社では、ステークホルダーの皆様とさまざまなCSR活動に取り組んでいます。2006年度の活動より、その一部をご紹介します。
DOWAメタルマイン 見学者とともに 環境コミュニケーションを推進
小坂製錬
小坂製錬では、毎年2千人程度の見学者を受け入れています。グローバルな視点でのリサイクル事業、資源循環型社会の重要性について理解していただき、このような知識啓蒙、人材育成を通じて、世界の資源・環境問題の解決に貢献することを目的としています。
2006年度の見学者は、取引先の他、4月から6月にかけて地元小坂高校の環境技術科生徒3学年88名の見学研修、10月にはJICA研修生18名の視察を受け入れました。貴重な資源である鉱石から有価金属を効率的に回収すること、使用済みの製品から再び有価金属やエネルギーを回収し、廃棄物を無害化するプロセスや施設について紹介しました。
VOICE
秋田県、小坂町では循環型社会の構築を積極的に進めており、小坂製錬の見学を通してリサイクルの仕組みを実感し、現実を理解してもらいたいと思います。今後も広く活動を続け、資源・環境問題に対して一緒に取り組んでいける仲間を増やしていけたらと考えています。
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DOWAエコシステム 障害をお持ちの方とともに 自立をサポート
アクトビーリサイクリング
アクトビーでは、軽度障害者の社会復帰を目的とする「グループ・エコ」に、テレビとエアコンの基板の手分解作業を委託しています。2003年より社会復帰を目指す場としてアクトビー社内での作業委託を開始し、現在は常時15~16名が出勤しています。この3年間に10名の方々が社会に巣立っていきました。アクトビーは「もやい(思いやり)」の街づくりを目指す水俣市に根ざす企業として、積極的に地域貢献や福祉に取り組んでいます。
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DOWAエレクトロニクス 社員とともに コンプライアンスへの取り組み
DOWAエレクトロニクス岡山
岡山事業所内では、7社9組織が相互協力のもと、事業運営を行っています。2006年10月より、コンプライアンスについても事業所が一体となった活動を行うこととして、全社参加の「コンプライアンス委員会」を立ち上げました。
11月には契約・派遣社員の方々も含めた社員全員に、企業観、DOWAの目指す望ましい姿、望まれる行動、岡山事業所としての倫理方針などを記載した「コンプライアンス手帳」を配布し、各自が携行することで企業倫理の徹底を図っています。
VOICE
企業倫理への取り組みを社員みんなが支持する文化を定着させることにより、企業価値の向上、よりよい人材の確保や士気の向上、管理コストの低減、迅速かつ公正な意思決定を図り、競争力を高めることに邁進します。今後は弁護士や教育機関の力を借りながら、教育・啓発活動を進めていきたいと考えています。
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DOWAメタルテック 家族とともに 納涼祭を開催
DOWAメタル
DOWAメタルが毎年開催する納涼祭は、仕事場である工場の緑地を開放して行う全員参加方式の社内コミュニケーションの場です。社員だけではなく家族も参加し、さまざまな模擬店を自分たちで出すなど、できる限りたくさんの人が参加、歓談できる催しとして定着しつつあります。2006年で6回目を迎えることができました。
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DOWAサーモテック ペットとともに? 猫砂にリサイクル
DOWAサーモテック
2006年度、DOWAサーモテックではリサイクルの推進に力を入れて取り組みました。今までリサイクルは不可能、または困難と思われていた産業廃棄物のリサイクル化に挑戦し、効果が出ています。
一例として、シュレッダーごみのリサイクルを実現しました。これまでシュレッダーをかけた紙は、その繊維が切断されて再生紙へのリサイクルは無理とされてきました。しかし、調査の結果、ネコなどのペットのトイレの材料(猫砂)として再生できることが分かり、これまで焼却処分を行っていた廃棄物が、現在は有効な資源となっています。
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DOWAホールディングス 地域とともに 地元高校との交流
DOWAテクノリサーチ
秋田県小坂町の小坂高校では、各種資格の取得や検定の合格に向けて取り組んでいます。
環境技術科では危険物取扱者試験(丙種)を受験し、この試験に向けた補講の講師役をDOWAテクノリサーチ・小坂センターの社員2名が担当しました。補講は2006年7月3日から3日間にわたり放課後に行われ、環境技術科1年生34人が参加しました。
VOICE
補講では、テキストを暗記するだけではなく、それぞれの事象とその理由が理解できることを目的として、具体例を挙げた説明を行いました。生徒の皆さんからの活発な質問や意見があり、新鮮な刺激を受けました。今後もこのような場を通じて、環境への取り組みを推進するとともに、地域の皆様との交流をより一層深めていきたいと考えています。
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