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【CSRハイライト】DOWA杯ジュニア・クロスカントリースキー 十和田湖大会全ての人が、スポーツを通してお互いを理解し、健やかな地域社会づくりを目指せるよう、地域のスポーツ活動を促進しています。DOWAグループは、秋田県の小坂町大川岱で開催されるジュニアクラスのクロスカントリースキー大会を主催しています。今年で17回目を迎える本大会には、毎年たくさんの地元小中学生が参加し、スキーの腕を競い合いました。2007年から、小学校4年生~中学校3年生の3km~10km距離競技に加え、小学校1~3年生の500m距離競技と障害者を対象としたシットスキー競技の2種目が加わりました。 今年は480名ものエントリーがあり、大会通算ではのべ1万人を超えています。なお、今年のわか杉国体(秋田県)に出場した選手の多くも、DOWA杯の出場経験があります。 480名の中でシットスキーにエントリーした選手は4名でしたが、大勢の観客が応援する中、予選では大会会長を加えた5名で、決勝ではエントリーした4名が力いっぱい走りました。 この大会はDOWAグループの社員と地元スキークラブのメンバーを中心に、行政、警察、学校、観光協会、防犯協会、そのほか多くの地元の皆様のサポートを得て運営されており、東北各地から選手が集う地域の一大イベントになっています。 「やって良かった」という達成感があります小坂製錬 総務部 斎藤課長現地スタッフは、通常業務がある中でまさに寝ずの準備といったところで大変でしたが、皆、大会で子供達に喜んでもらうために頑張ってくれました。無事大会が終了した時点でそれが報われ、やって良かったという達成感があります。これは、現地で手伝ってくれた地元のスキークラブ、自治会の皆さん、大会運営に携わる全ての人が同じ気持ちだと思います。 今年は新種目を2つも増やし、特にシットスキーでは競技まで行うことができました。何のスポーツにも段階がありますが、障害者が取り組むシットスキーでいうと、まずは進めること、走れるようになることです。その次は競技ができることで、勝ちたいと思うこと、勝つために努力すること、その成果を試合で出せること。そしてさらに上を目指すことだと考えています。 今回出場した子供の中に、真剣にパラリンピックを目指して頑張りたいと言ってくれた選手がおり、この短い間で選手がここまで成長してくれたかと思うと胸が熱くなりました。 企業、個人としてできることは小さいですが、今後も一人でも多くの子供に目標を持つきっかけを提供できればと思います。 参加者選手コメント
ボランティアコメント
シットスキーって、どんな競技?冬季パラリンピックの正式競技であるシットスキーは、スキー板の上に専用のフレームを取り付け、その上に座ってストックで滑走します。基本的にスキー用具は体型などに合わせる必要があるため、車いす機器メーカーにオーダーメードで製作を依頼し、参加者の練習用として貸し出しました。また大会前には、DOWAスキークラブのメンバーがストックワークや両腕の力のバランス、上半身の使い方といった技術指導を行いました。 |