DOWA CSR報告書2007 © 2007,DOWAホールディングス株式会社

【環境パフォーマンス】

OUTPUT
地球温暖化対策

温室効果ガスの排出状況

DOWAグループでは、地球温暖化防止への対応として、プロセスや機器の省エネ化、廃棄物発電や廃熱の有効利用、CO2排出の少ない燃料への転換等といったハード分野での対策に加えて、アイドリングストップの推進や無人時の消灯などの身近な対策まで、さまざまな形での取り組みを行っています。

2006年度の温室効果ガス排出量はCO2換算で122万tとなり、前年度と比べて6%減少し、売り上げ原単位では34%の削減となりました。これは主に環境事業が外部から受け入れている廃棄物のうち、廃油や廃プラが減少したことに伴うものです。

社外から受け入れた廃棄物の焼却による排出については、受入側でコントロールしたり削減することは困難です。そのため、廃棄物焼却熱を使った発電や蒸気利用などのサーマルリサイクルを進めることで、削減に取り組んでいます。

なお、環境事業以外の事業分野からの排出は、昨年度に比べ微増しました。

温室効果ガス発生量の推移

温室効果ガス発生量の推移

※ クリックすると別ウィンドウで拡大表示します。

▲ ページ上部へ戻る

地球温暖化防止への取り組み(2006年度実施)

温室効果ガス発生源の内訳

温室効果ガス発生源の内訳

省エネルギー活動
  • 高効率タイプの照明器具への切替
  • 高効率ポンプの採用
  • デジタルタコメーターの導入
  • 蓄熱マット・蓄冷式クーラー装備車の導入
  • 設備の出力、回転数の制御
運輸活動
  • 船便や鉄道輸送の利用拡大
  • ディーゼル車の廃止
  • 輸送距離の見直し
  • 小口、小ロット配送の低減
廃熱エネルギー活用
  • 廃棄物焼却廃熱を利用した自家発電
  • 廃棄物発電の導入
温室効果ガス発生が少ないエネルギーへの転換
  • 灯油、ブタンガスから天然ガスへの転換
  • 重油から天然ガスボイラーへの転換
  • 電気加熱式の炉から都市ガス、天然ガス加熱炉への転換
その他 身の回りの取り組み
  • アイドリングストップ運動
  • 無人時の消灯
  • ピーク時のエアコンの停止
  • NO残業デイの推進

▲ ページ上部へ戻る